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2020.01.21 美園

寒い日、小樽市の美園におばあちゃんと妻との3人で行ってきました。


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アイスクリームパーラー美園


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ショーケースにはアイスとパフェ
そして一番下に鍋焼きうどん


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味自慢・なべやきうどん・大正の味覚

階段上がって、いざ入店


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入り口雑然


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奥も雑然


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窓際の席につきました。

アーケード街を見下ろしながら、50年前に住んでいた当時の小樽を懐かしむおばあちゃん。
その頃は夕方になると、若かりし母は幼稚園児だった私の手を引いてここの近くの銭湯(柳川湯・今もある)に通っていたという。
銭湯に行く途中だったのか、屋台の釣り堀があったのは良く覚えている。
釣りをしたことはないけれど餌の赤いヒラヒラまでしっかり目に焼きついている。
中華屋さんの店頭の大きな鯉のから揚げのサンプルも覚えている。
食べたことはないけれど尻尾の跳ね上がり具合までしっかり覚えている。
金物屋さんの看板の大きな大きなヤカンもしっかり覚えている。
本屋さんの店先の木の台には、付録で膨らんだ小学1年生が紙紐で十字に括って積まさっていた。
今も目を閉じるとその情景を思い浮かべることができる。
銭湯では母は何時も私を先に洗いあげて、そして私を一人で脱衣場で遊ばせておいてから自分はゆっくりと体を洗っていたという。
また当時は、花街で働くおねえさん達も出勤前の夕方になると銭湯に来るのが常だったという。
家にシャワーなど無い時代。
彼女達は脱衣場で一人遊ぶ湯気立つ可愛い男の子(私です)をたいそう可愛がってくれたという。
母があがるまで湯上りのおねえさん達が、玉のような男の子(私です)をかまって遊んでくれていたという。
時には小遣いまでもらっていたという。
しかしそこらへんの情景は全く思い出せない。
どうしたことか。
目を閉じても一かけらも目に浮かばない。
釣り堀屋の餌のヒラヒラではなくもう少し色っぽいヒラヒラを目に焼きつけておくべきであった・・
ヤカンの丸みではなく違う丸みを目に焼きつけておくべきであった・・




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鍋焼きうどん三つ


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これを年季と言うのでしょうか。


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おばあちゃんも安心の昔ながらの甘いお汁
シイタケもちゃんと戻した干シイタケ
具沢山でご馳走です。
そして熱い。
熱いがご馳走。

美味しかった。
温まった。
ご馳走様でした。
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